殺処分される猫で一番優先されるのは子猫です。

殺処分される猫の中でも子猫は約6割に及びます。

管理センターなどでも面倒を見きれないというのが

その理由だと思います。


捨てられて不幸な猫を生まないために、

今日は猫の繁殖、去勢・避妊手術についてまとめてみようと思います。


1.猫の発情期・繁殖期について

個体差はありますがメスは生後7か月から、

オスは生後8か月から発情します。


発情すると、メスは通常聞くことのない発情期ならではの

高い声で鳴き、体をクネクネさせたり、乳首が大きくなったりします。


オスもメス同様、高い声で鳴いたりするのに加え、

スプレーをするようになります。



そして、猫の繁殖期は2月~9月までの暖かい期間に

2~3回あります。

特に多いとされるのは暖かくなりはじめた春先と秋口。


これは寒い冬よりも暖かい時期の方が子猫の

生存確率が上がるため、本能的に暖かい時期に交配をするんですね。

なので寒くなる10月~2月頃は無繁殖期と言われています。


しかし、猫は1年中交配が可能なこと。

家猫などは温度管理のされた室内での生活によって、

季節感がないため稀に無繁殖期に妊娠することがありますので

注意してください。


猫の妊娠率は70%とも90%とも言われています。

かなりの高確率で交尾すると妊娠するんですね。

そして妊娠期間はだいたい60日前後です。

ということで猫は4月、11月頃に出産することが多いです。


2.猫はどれくらいの数の子猫を産むのか?

そして猫は1度の出産で4匹~5匹程度の子猫を出産します。

これはもちろん個体差やタイミングがあり、小型種などでは1匹しか生まない

場合もあれば、一度に8匹以上産む場合もあります。 

それが年に最大で2回から3回あるのですから、 不妊手術をしない場合、

子猫が年に10匹以上産まれることを覚悟しなくてはいけません。 

ちなみに猫は生涯で70匹以上の子猫を産むと言われています。


3.去勢・避妊手術はいつすればいいの? 

オス、メスともに発情期の始まる前の生後6か月前後

良いとされています。これにはもちろん個体差がありますので

獣医さんと良く相談するようにしてくださいね。


4.去勢手術・避妊手術について

オスの去勢手術は、基本的に精巣を摘出する手術になります。

手術自体は非常に短時間で済みます。

僕の飼っていた猫4匹の場合ですが、時間は計っていなかったのですが

恐らくそれぞれ30分もかかっていないのではないかと思います。

(もちろん獣医さんの施術方法、方針によります)

なので、オスの去勢手術の場合は基本的には日帰り

あっても1泊入院というケースが多いです。


メスの避妊手術は、卵巣、子宮の摘出手術になります。

よって開腹することになりますので、オスの去勢手術より大変です。

基本的には手術後最低1泊~2泊入院することになります。


よってオスの去勢手術は2万円前後、メスの避妊手術は3万円前後

とメスの避妊手術の方が高額になります。

これも獣医さんによって、費用が異なりますので、

あらかじめ獣医さんに相談してみると良いでしょう。 


5.去勢・避妊手術の助成金を活用しよう

現在、犬・猫の殺処分が社会問題化され、それに伴い

助成金を支援してくれる自治体も増えました。

公益団体や獣医師会などでも助成してくれるところがあります。


こちらのホームページが大変良くまとまっているので、

是非ご活用ください。

ぜんこく犬猫助成金リスト
mcat3
http://joseikin4catsdogs.web.fc2.com/ 


基本的に助成金などは事前申請だったり、

先着順だったりしますので、不妊手術を決断したら

早めに調べて申請されることをおすすめします。


6.去勢・避妊手術のメリットとデメリット

去勢・避妊手術をすると子猫が増えないという以外にも

スプレー、高い声で鳴くなどの発情期特有の行動が激減します。

(無くなる場合もあれば、少なからず発する場合もあります)

また、穏やかな性格になります。

そして何より、乳がんなどの病気や交配による感染症などの

病気のリスクや繁殖のストレスが減り、長生きできるようになります。


デメリットとしては子猫を残せないということに加え、

オス、メスともに肥満になりやすくなります。 



いかがでしょうか?

猫って結構子供産むんですね。。。

猫を飼いたいと思っている方、はじめて飼った方は

猫とあなたの将来のことをじっくり考えてください。

そして獣医さんと良く相談して猫の健康と幸せを

考えてくださいね!!

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去勢手術をしたルパン君。
粗相がなくなり、おっとりタイプに。
でもちょっとお腹がタプタプしてました。